誰に向けてというわけでもなく、ふわふわと、気の向くまま書き連ねているこの場ではありますが、読んでくださっている方に向けて、ひとつご報告させてください

この度、入籍致しました

初夏に結納をしたこともあり、すでにお祝いの言葉を頂いたりしていたのですが、改めてお伝えしたいなと

 

当日はあわただしくて

役所関係の手続き中にはプチトラブルがいくつかあり、予定していたものが一部完了しないままタイムアップとなった

新しい苗字にまだ慣れず、呼ばれても自分のことだとしばらくの間気づけないでいる

きっと、ゆっくりと身に染み込んでいくのだろうな

それもひとつの楽しみとして、これからの日々に持ってゆこう

 

彼は薔薇の花束を用意してくれて、添えられた素敵なメッセージに思わず泣いてしまいそうになる

そういうことだから!、とちょっとぶっきらぼうな早口で言うのがおかしくて

ちなみに、メッセージは左の列を縦読みするとわたしの名前になるようになっていてびっくり

絶対に気づかなそうだから先に教えるね、とのこと 笑

薔薇とメッセージを眺めて、この人の隣で歩むこれからの人生を想った

 

そしてサプライズがもうひとつ、私の両親から祝電が届いた

ぬいぐるみは母が、電報のメッセージは父が考えてくれたのだろう

どちらもすぐにわかった

温かな重みと、愛のつまった贈り物

彼も「もしかして文章は○○さん(父の名前)が書いてくれたのかな」と言っていて、私のことも、私の家族のことも本当によく見てくれているんだなあと、わかっていたことだけれど改めて嬉しく思う

 

厳しくも愛情たっぷりに育ててくれた両親

学生のころなどは、固いルールを疎ましく思ったこともある

けれど、愛されていることを疑ったことはない

それはどれほど幸せなことか

ふたりの愛は、なにかを返して返しきれるような大きさではないけれど、私にできる限りの親孝行で、ふたりのことを笑顔にしてあげられるといいな

 

夜には義両親が食事に連れて行ってくださった

義両親の、この日の笑顔と声を忘れないでいたいな、と思った

 

実は、彼の妹とわたしは誕生日が同じ(歳は3つ離れている)

わりと珍しい誕生日なので、

彼も、義両親も、わたしの家族も、はじめて知った時には驚いた

 

婚約したころ、

4月1日生まれの娘が増える、と思ってくださっていると聞いて

本当に、ほんとうにうれしかったな

 

 

この歳になってもまだまだ未熟なわたしだけれど

彼に助けてもらいつつ

人生の続く限り、成長してゆけたら