新型肺炎の影響で、務めている会社の休みが増えた

空白の時間に何をしようか考えて、ひとまず本を読むことにした

 

ルイボスティーを淹れたグラスとクッションを持ち込んで、和室に寝ころぶ

肌にあたるイグサがひんやりと気持ちいい

 

『地球にちりばめられて』を読み終えた

 

「昨日あったものが完全に消えたら、昨日だって遠い昔です。」 

 

昨日と今日がまったく別の世界になっている、という経験

1日、というのは、なにかが終わるのには充分すぎる時間だ

当然、平凡、ありきたり、普通、、、

そういうものが薄氷の上にあったんだって気づくのには、充分

 

関係がひとつ壊れるたびに、永遠の別れがあるたびに、

災害が起こるたびに、悲しいニュースを見るたびに、

何度もなんども痛感することなんだけれどさ

 

物語は、とても続きが気になる終わり方をしていたから

明日本屋さんで『星に仄めかされて』を買おうと決めた

 

 

お昼は祖母と母と食べた

「冷麺は苦手」と言っていた祖母が、これは食べられるわ、と言って

美味しそうに冷麺を食べていたのが、よかったな

わたしも以前は冷麺が苦手だったから、祖母の気持ちがよくわかった

 

そうして夜にはMIU404の7話と8話をさらって、

今度は『警視庁情報官 シークレット・オフィサー』という警察小説を手に取る

部屋の積読のなかに見つけて、今の気分にぴったりかも、ということで

 

先日本棚の並びを大幅に変えたから、積読もまんべんなく手に取れるようになった

無限に増え続ける積読も、少しは咀嚼していかないとねえ

 

地球にちりばめられて

地球にちりばめられて