Twitterやnote、個人サイトでは時折書いていたことだけれど
わたしは小学校4年生から6年間、生け花を習っていた
祖母が生け花の教授で、
その祖母の住む街に引っ越してきたときに
「お花、やってみない?」と言われて
すぐさま「やってみたい」と返事をしたのが、はじまり
高校に入学すると、
部活が忙しくなり通えなくなってしまったけれど
ここ2年ほどは、
お盆やお正月のタイミングでまたお稽古をつけてもらっている
そして今
お花と華道、に真剣に向き合うかどうか、迷っている
昔習っていた時は、
お免状を取ることや、上を目指すこと、はしなかった
母の口添えで「花を生けることを単純に楽しむ」のを優先させたから
今、大人になって、たまにお花を生ける生活をしてみてふいに思う
これって、祖母の指導がなければ成り立たないことだなあ、と
わたしが1人で花材を選んで、1人で生けたとしても
それは、池坊のいけばな、ということにはならない
(楽しいことは楽しいのだろうけれど)
そのことが、なんだかすこし淋しいことのように思えた
祖母は80歳をこえているし、祖母の先生も85歳なのだと聞いた
いつか。時間とお金に余裕ができたら。そのうちに。なんて
そういう言葉で先送りにして、後悔しないように
きちんと、考えたい