ふたたびの、雪
朝リビングの窓から外を見て、うわあ、と呟いてしまった
驚きのボリューム!
こうまで積もってしまうと、ちょっと笑えてくるなあ
雪を踏むと、ぎゅむぎゅむと鳴り、
あぁ、やっぱり少しあたたかくなったのね、と思う
陽も以前よりは長くなったし
ほんの少しずつでも、春に近づいているのだろう
こんなに思い切り雪が降ろうとも、!
生け花のほうでは、いよいよ春
明るく優しい花材に、心が浮き立つ
浮かれていたら、1本目から勢いよく切りすぎてしまい、それはもう大変だったけれど
新風体、楽しい
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眠る前にすこし何か読もう、と思い立ち
カポーティの『草の竪琴』をめくった
その丘の裾は、季節ごとに色の変る丈の高いインディアン草の茂る草原。秋、九月の下旬に見にいくといい。茜色に染まった草原に炎のような真紅の影がゆるやかにうねり、秋の風が乾いた草の葉をかきならして、吐息にも似た旋律、さまざまな声の竪琴の音を響かせている。
草紅葉を見に、初秋のハイキングへ行きたい、と昨年から思っている
私が見たいのはきっと、こういう光景なのだろうな
今日は福岡のお茶だという八女茶を飲んだ
まろやかで口当たりがよく、奥行きのある美味しいお茶だったな
頂きものだったけれど、これは自分でも買いたい、と思った