職場の窓から見える木々が、色づいてきた
紅葉がじわじわと山から降りてくる感覚
苦しいくらい切ない音楽が聴きたくなって、バラードのプレイリストを作る
普段からそういう曲ばっかり聴いている方だけれど、この時期はとくにそう
わたしがヴィジュアル系ロックバンドの曲をかけると、びっくりされることが多い
でも10代の頃はこればっかりだったし、
子供のころからすこし翳のあるものに惹かれるタチだったから、自分ではそんなに違和感はない、と思っている
今は、昔ほどに追いかけてはいないけれど、それでも
すべてではないけれど、V系のバラードは、とことん暗いものが多い
ポップスのしっとりしたバラードもすごく好きだけれど、この「落ちるところまで落ちていく」という感覚を味わいたいときも、やっぱりあるのだ
落ち込んでいるとき、悲しいとき、苦しいとき
一度しっかり底まで落ちて、泣き尽くしてしまおう、って
思い切り味わい尽くしたら、あとは、もう上がるだけだと知っているから
まあ、もちろん暗いばかりじゃなくて
曲の中に、救いや光を見出すことができているから好きなのだろうけれどね