-8℃ ここまで冷え込むと、雪はふわふわさらさら 車に積もった雪をおろそうとしたけれど ブラシでさわるだけで、ぱあっと散るほど軽く、こまかい こんなに質の良いパウダースノー、スキー場でもなかなか見れないよねえ (少なくともわたしは、10年以上こんな…

家じゅうが花だらけになった日 今日は、生け花のお稽古だったのだけれど 通常のものと、この時期にしかできないもの、ふたつの花を生けた 格式高い、水仙 あぁもう ほんと、まだまだ 水仙を生けたのは初めてだし、お稽古を再開したのもここ数か月の話なのだ…

深呼吸を繰り返してどうにか前に進んだ、一週間 冬は好きだけれど、うまくいかないことも多いから、苦手だ 日照時間が短い、平日は会社の窓越しにしか光を浴びられない、というのも 気持ちの行き場をなくしてしまう原因なのかなあ それと、寒さで身体に変な…

たぶん、今年最後になるであろう、両親との朝ウォーキング 凍えるかもと恐れていたけれど、 風がなかったせいか寒さもそこまで厳しくなく、よく晴れて、とても気持ちの良い朝だった 今年の締めくくりにはぴったりだ しかし街に隣接しているとはいえ、やはり…

ご質問にお答えする連載(ひそひそ文箱、と名付けた)の第2回を書いているはずが、なぜか動画編集の講座になりつつある… ご質問くださった方も、 もしかしてここまでのことは求めていないのでは、と思うけれど、どうしよう もう開き直って、以前リリースした…

昨日は、久しぶりに新しいことをはじめた Twitterのプロフィール欄に、マシュマロという匿名質問サービスを設置していて そこにいただくご相談・ご質問にお答えするという、ささやかな連載 note.com 連載、なんて言葉を使っているものの、大層なものではなく…

薄めのお茶をタンブラーにたっぷり淹れて、職場のデスクにつく なんでもない、だけど、ちょっと好きな瞬間 重くもなく軽くもなく、ほんのすこしだけ〈整う〉感覚 週末はどうしたって時間の流れが曖昧になる、それが良いところだけれど ふわふわと空を揺蕩っ…

2か月ぶりの友人と、ご飯 ハッと気づいたら3時間が経っていて、笑い合う 怒るところも、もどかしく思うところも、強く持った思いも どれもこれも似たり寄ったりで、面白かった 論理と、理性と、信念 わたしたちが、いつも優先させるもの そのことに誇りも持…

週末の雨模様が嘘のような、快晴 ちょっと複雑な気持ちになりながら出勤していると、 真っ白になった岩手山が見えた 先日ニュースで初冠雪を聞いたばかりなのに、 もう山の中腹あたりまで、雪化粧になっている 寒いのも雪が降るのも、ちょっと憂鬱だなあと思…

久しぶりに長い連勤、やっと終わりが見えてきた、という昨夜 理由もなく、涙がこぼれてきた 何を考えても、何をしても全部だめで、 すべてが悪いように感じるし、不安ばかりが大きくなって、どうしようもない こういうときは潔く、 きちんとご飯を食べて早く…

ラジオから不意に、You Raise Me Upが流れてきて 心が2015年の秋に飛んでゆく 最後の地方ブロック大会、全日程の最後の一曲、ワルツの上位決勝戦 それまで何百回と練習に使ってきたYou Raise Me Upのイントロが流れて、フロア全体が揺らめきだす 1、2、3、1…

君は植物が好きだね、という言葉が、ゆっくりゆっくり落ちてくる そうかな…?そうか…そうかもしれない。 どこどこのあれを見たい、ってまだ思えないもん、 おれからしたら君はマイスターだよ、と言う彼に だって毎年同じ場所に行っても、毎年違うんだよ、と…

ついにキリキリと冷えてきて、最低気温は4℃ そろそろ限界かも、とヒーターの試運転をした リビングでは薪ストーブがしっかり燃えていて、身体の芯を溶かすような、じんわりとした温かさがある 肌が乾燥することもないし 薪ストーブはやさしい、お風呂みたい…

職場の窓から見える木々が、色づいてきた 紅葉がじわじわと山から降りてくる感覚 苦しいくらい切ない音楽が聴きたくなって、バラードのプレイリストを作る 普段からそういう曲ばっかり聴いている方だけれど、この時期はとくにそう わたしがヴィジュアル系ロ…

人生にはきっと、色んな形があるのだろうけれど 最近のわたしが、ずっと落ち着いた気持ちでいられるのは 自分自身の生活をきちんと営むこと、を取り戻しつつあるからかもしれない 頑張って全部を伝えようとすることも 四六時中スマホを握りしめていることも …

昨晩、リビングでは歌のゴールデンヒットという番組がついていた 女性アーティストのアルバム総売り上げ枚数をランキングする、という企画で 1970年代~2020年までの名曲が次々流れるものだから、祖母、母、わたし、と3世代で見入ってしまった 音楽の記憶っ…

登山でへとへとになったことだし、朝はゆっくり眠ろう、と思っていたのだけれど 6時半にぱっちりと目覚めてしまった、うう、なぜ わたしは朝にめちゃめちゃ弱いので、平日だってギリギリに這い出すくらいなのに のんびりできる日に限ってすっきりと目覚める…

先週、暴風雨のために断念した登山を、リベンジ お天気は決して良くはなかったけれど 鮮やかな木々は、来週には落葉してしまっているだろう 春は桜、秋は紅葉 美しい景色の、なんと儚いことか その儚さも含めて、どうしようもなく惹かれるのだけどね 細く、…

秋が好きで仕方なくて 近頃は、歩いてばかりいる気がする ワンピースと、カーディガン この身軽な服装で出かけられる期間は本当に短いから 思い切り味わっておかなくちゃ損、だ 笑い話のように、ここの秋は2週間しかない、なんてよく言うけれど これは冗談で…

霧雨の朝 両親のウォーキングに着いて行ったものの、歩き出してすぐに雨が降り出し、傘をさした 帰るのかなと思いきや、ずんずん進む父 しかも遠回りコース、笑 絶対に歩くぞという強い意志を感じて、母とふたりで笑う そうこうしているうち、 寒暖差アレル…

いちばん早い紅葉を見にゆこう、と 家族で出かけて行ったのだけれど 標高が上がるにつれて、フロントガラスに水滴がつきはじめた 登山口に着く頃には、土砂降り、しかも暴風 しばらく待ってみたけれど、止む気配もないので、今日は断念 お天気には、どう頑張…

ふいに思いついて、新しい動画編集アプリをダウンロードした これまでは感覚型の無料アプリを使っていたけれど やりたいことに対して限界を感じるようになっていたから よさそう、と思えたものを ずっと放置していた、家族用の動画をすこし編集 間違えて撮っ…

『影裏』を読んで、映画を観て、思い出した曲がある 米津玄師(ここではハチ、とするのが正解かな?)の「ドーナツホール」 ドーナツの穴みたいにさ 穴を穴だけ切り取れないように あなたが本当にあること 決して証明できはしないんだな 人の存在を証明する…

お彼岸のお墓参り 掃除をして、花や線香をあげる あまりに綺麗な秋晴れで、手を動かしながらも、何度も空を見上げていた 上からバラバラとイガグリが降ってくる午後 そろそろサンダルも終わり お気に入りのローファーを出した 今日の早朝から公開しているMIU…

最近、おすすめの本はある?と聞いてもらえることが多くて、うれしい 久しぶりに本を読みたい、とか 今まであまり読んだことがないんだけれど、とか 描写の美しいものでなにか一冊、とか 恋愛ものは避けて、可能ならエッセイで、とか そんなふうに、本を読も…

定期通院の日 2、3時間は平気でかかる病院なので、忘れずに本を持っていく 今日は読みかけの『警視庁情報官 シークレット・オフィサー』を 警視庁情報官 シークレット・オフィサー (講談社文庫) 作者:濱 嘉之 発売日: 2010/11/12 メディア: 文庫 病院内は感…

急に涼しく、というか、寒くなってきた 日が落ちる時間もどんどん早まってきているし あぁ、本当に夏が終わっちゃう 無印のルイボス&黒豆茶を水出しパックでたくさん作って 毎日がぶがぶ飲んでいたのに(美味しいのでおすすめです) 今週はもう、あたたかい…

『扉のかたちをした闇』という詩集のまえがきが、とても好きだ 詩は暗闇に生息するのだと思う、とあるとき私が言うと、森雪之丞さんは、でも、もしその暗闇が扉のかたちなら、あけることができる、と言いました。びっくりした。だって扉のかたちをした闇ーー…

雨の音を聞きながら、読む ひとの足跡を洗い流すお仕事 雨は立派、だなあ 『地球にちりばめられて』を読んでいるときも思ったことだけれど 多和田葉子さんの文章は、不思議な感じがするのだけれど妙に頭に残らない ふわふわとイメージのなかを漂って、けむり…

快晴の満月 カーテンの隙間から白い光が入ってきて それがあんまり明るかったので、思い切って全部カーテンを開けた お月見、お月見 こんなにじっと月を眺めるなんて、なかなか無い 浄化されているような心地になって デスクに置いていたブレスレットを持っ…